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- 2019.05.01 Wednesday
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白雲稲荷神社(しらくもいなりじんじゃ)は、東松ヶ崎にある神社で、松ヶ崎大黒天(0665参照)の東隣に位置する。祭神は倉稲御魂神で、鬼子母神(きしぼじん)と牛の宮が合祀されており、安産と火の用心にご利益があるといわれている。
東松ヶ崎は、ご神託により、井戸掘りと牛の飼育を禁じられており、牛の宮には、牛の守護神が祀られている。昔から、農家では、馬を飼育し農耕に従事してきており、昭和三十九年(1964)までは、祭の日には、参道で競馬が行われていた。また、井戸は、妙圓寺西参道下にある一箇所の井戸のみだった。この井戸の水は、大正十五年(1926)まで、農家の生活用水として使用されてきた。
(写真1)
(写真1)は参道正面の鳥居で、右手前に「白雲稲荷神社」の石標が立っている。
(写真2)
(写真2)は鳥居をくぐった後、石段の登りになる参道である。
(写真3)
(写真4)
(写真3、4)は石段を登り切った右手にある拝殿で、京都御所の能楽殿から移築されたものである。拝殿には絵馬が掛かっている。
(写真5)
(写真6)
(写真5、6)は一間社流造の本殿で、「白雲稲荷尊」の扁額が掛かっている。(2015.10.9.訪問)