スポンサーサイト

  • 2019.05.01 Wednesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    0532二條陣屋(Nijo Jinya)

    • 2014.10.30 Thursday
    • 14:21
     二條陣屋(にじょうじんや)は、二条城の南、中京区大宮通御池下ルにある京町屋で、、小川家の住宅である。
     豊臣秀吉に仕えて伊予今治(現在の愛媛県)七万石の城主となった小川土佐守祐忠(おがわとさのかみすけただ)は、関が原の合戦に敗れて出家し、その長男千橘(せんきつ)が、萬屋平右衛門(よろずやへいえもん)と名乗って、この地で米穀商、両替商及び木薬屋を業とした。この建物は、その住宅として寛文十年(1670)頃に創建されたものである。
     当家は、二条城や京都所司代に仕候する中小の大名の陣屋として、また京都町奉行所の公事宿(くじやど)としても利用されたので、隠し階段や武者隠しなど、大名の身辺警護のための特殊な構造、設備が施され、更に類焼防止の工夫も多い。また、屋内で刀を振り回せないよう天井が非常に低くなっており、背の高い人は鴨居に頭をぶつけないよう気をつけねばならない。
     建築様式は数寄屋式住宅で、極めて繊細優美であり、建築学的価値も非常に高いとされている。
     昭和十九年(1944)に、数寄屋式住宅、陣屋式建築、防火建築の三点から、当時の国宝保存法に基づく国宝に指定され、昭和二十五年(1950)、文化財保護法により重要文化財に指定された。

     
    (写真1)

     (写真1)は大宮通に面した二条陣屋の正門と外塀である。

     
    (写真2)

     
    (写真3)

     (写真2)は正門、(写真3)は正門から撮った台所入口である。

     
    (写真4)

     
    (写真5)

     (写真4)は正門を入って右手(北側)にある玄関、(写真5)はその前庭である。

     
    (写真6)

     
    (写真7)

     (写真6、7)は玄関脇の庭で、玄関入口の右手(北側)には米・両替商の標章が吊り下げられている。
     内部はすべて撮影禁止になっているが、その様子は公式ホームページ
       http://nijyojinya.net/index.html#top
    に詳しく記載されている。
     なお、見学するには電話または往復葉書による予約が必要で、毎週水曜日(祝日を除く)と12月29日〜1月3日は閉館日となっている。(2014.6.9.訪問)

     

    PR

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << October 2014 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM