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0604山国神社(Yamaguni Shrine)
2015.05.03 Sunday
22:31
山国神社(やまぐにじんじゃ)は、国道477号線の山国護国神社(0603参照)より少し手前(南西)を右折し、参道の突き当たり、右京区京北鳥居町宮ノ元にある神社で、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)[大国主命(おおくにぬしのみこと)]。
境内社として、天児屋根命を祀る春日神社、蛭児命を祀る蛭子神社、八幡神社、飛地境内社の御霊神社がある。
延暦十三年(794)の平安遷都にあたり、山国郷は御杣料地と定められた。大内裏造営大嘗祭に使われる悠紀殿と主基殿という二つの祭殿のための用材として、杉、桧、松などが山から斬り出され、木材は大堰川(上桂川)を使った筏流しにより都に送られていた。
奈良時代の宝亀年間(770〜781)、大工寮修理職により本殿が建てられ、祭主として、官僚・和気清麻呂(733〜799)が任じられている。
平安時代の長和五年(1016)、神位正一位、菊花紋を贈られ祈願所となり、春日、加茂、御霊、日吉の四社が建立されて、五社明神となった。
治承・寿永の乱(源平の戦い、1180〜1185)により、社殿は破壊されたが、鎌倉時代の天福元年(1233)に再建されている。しかし、第九十六代後醍醐天皇を中心とした鎌倉幕府倒幕の元弘の乱(1333)でも、社殿が破壊されている。
室町幕府管領・細川頼之が当地に隠棲した際、応永六年(1399)に復旧しているが、この時、室町幕府三代将軍・足利義満(1358〜1408)が、丸に二引の徽章を奉納し、以後、この紋章が当社の紋章となった。
安土・桃山時代の慶長元年(1596)にも再建され、江戸時代の元文二年(1737)、現在の社殿が建立された。
明治六年(1873)郷社に、明治三十三年(1900)府社に列格された、延喜式内の古くからの社である。
10月第2日曜日の還幸祭には、維新勤皇山国隊の鼓笛行進が奉納される。*
(写真1)
(写真1)は国道477号線の山国神社入口で、二つの灯籠の間に参道が一直線に伸び、奥に鳥居が見える。また、灯籠の右手前に「府社 山國神社」の石標が立っている。
(写真2)
(写真3)
(写真2)は奥に見えた鳥居と境内、(写真3)は「式内 山國神社」と書かれたその扁額である。
(写真4)
(写真5)
(写真4)は手水舎、(写真5)はその後方にある神饌所である。
(写真6)
(写真7)
(写真8)
(写真6)は拝殿、(写真7、8)はそれぞれ本殿の正面と側面である。
(写真9)
(写真10)
(写真9)は本殿右側の春日神社、(写真10)は左側の蛭子神社である。
(写真11)
(写真12)
(写真11、12)は蛭子神社の左手にある八幡神社である。(2015.4.16.訪問)
*京都寺社案内(
http://everkyoto.web.fc2.com/report645.html
)より引用
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2019.05.01 Wednesday
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山国神社は、練習でよく前を通ります。10月のお祭りに出かけて笛や太鼓の行列を懐かしく聞き入ったことを覚えています。
今や時代祭りは、学生応援部隊になっていますが、本物の山国隊の行列は素晴らしいですよ。子供の頃を懐かしく思い出せます(笑)。
hama
2015/06/19 9:31 AM
コメントありがとう。今日まで気づかず失礼しました。山国隊の鼓笛隊は確かに懐かしく、今でもあのメロディと勇壮な行進は忘れられない思い出です。本物はいつまでも引き継いでいってほしいものです。
うさぎ
2015/07/06 12:34 PM
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